アニメ・コミック

2006年6月25日 (日)

ヨーロッパ便り村上春樹作品の感想

今一番昼間が長い時期といいますが、まさに梅雨。Spa1_1

本当に昼間がどれだけ長いのか実感がわかない今日この頃です。

それに比して太陽をとことん楽しむヨーロッパの6月は最高です。

スペイン、アンダルシアの情熱の夜。   

夜10時の薄暮、人々は家を出て広場に集います。歌とギターとダンスとワインとおしゃべり。日中の気温は35℃を確実にこすのですが、空気が乾燥しているので海からあがったときの風の心地良いこと、ひと休みして着替えるとまた夜の広場にでかけて行きたくなるのです。

ところで下記は海外生活20年になる友人の日記の抜粋です。

彼女はかつて広告代理店で働き、多言語に通じ、翻訳も手がけるというある意味文章のプロなのですが、うぅーーん鋭い!

「私は正直、村上春樹氏の作品にはまるっきり反応しないヤツである。短編集は一週間ほど前に読んだばかりなのに内容を覚えていない。『ノルウェーの森』のときもそうだった。
 じゃあ、なぜ読むのか。「時の作家だから」です。日本を代表する作家ってことになっているじゃないですか。ですから、私の好みはこの際横においといて、世の中の読者に大ウケしているワケを探りたいと思ったんです。
 で、気づいたことを申しますと。読んでいると「心地よい」ということはあるかもってこと。ちょっと気を許すと、字面だけ追っていたりするんで筋がわからなくなるけれど、独特の調子があってどんどん先へ引っ張られていく。イージーリスニングの曲みたいって言うか。何度聞いても覚えられないけど邪魔にならない。歌詞や作曲者やタイトルなんかまるっきり知らないけど、「ああ、あれね」って感じでなんとなく空気の中に漂っている。
 村上春樹ファンって、けっきょく作品の内容なんかどうでもよくて、春樹節っていうか彼独特の波長を感じたくて次々読んでしまうのかもしれない。なんてことを私は感じたりしています。いかがですか、みなさまは?」

みなさまは?とふられましたので、ハーティの村上春樹作品に対しての感想を書きますね。

私も正直、村上作品に対してはなんにも感じないのです。しかし、その「人に何かを感じさせないように仕上げられた文の調子」が、彼女いうところのイージーリスニング的な心地よさを感じさせられるものなのかもしれない、、、、、そんな感想の感想しかお伝えできないほどなんにも感じないということだけ。

本当に残酷で本当に悲しくて、本当につらい話でしたら読み続けられないだろうなあ。

それだけ

|