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2013年10月11日 (金)

スマナサーラさん 1 

スマナサーラさんはヴィパッサナー仏教の比丘です。

ミャンマーに滞在したことのある私にとっては、スマナサーラさんの法話はとても近しく思えます。

詳しくは日本テーラワーダ仏教協会のサイトをご覧いただくとして、今日はこんなお話を引用させていただきますね。

「腐った死体を運んでいる」
 私たちの悩みを見てみると、たいてい過去に起こった出来事で苦しんでいます。終
わったこと、死んだこと、消えたことを、何度も何度も思い出しては悩む。思い出して
は悩む。そういうのは、すぐにやめた方がいいのです。

「私はあんなことをされた、こんなことをされた」「ああ言われた、こう言われた」
と、悪いこと、イヤなことばかり覚えていて思い出す。相手はもうとっくに忘れている
かもしれません。まあ、もしかするとそのとき、その人は間違ったかもしれません。そ
れも普通のことで、人は皆、ずっと間違いながら生きているのです。

 

終わったことを心の中に保ちつづけているのは、遺体を運んでいるようなものです
。皆、自分で遺体を運んでしまうのです。自ら遺体を背負ってしまうのです。だから自
分の幸福を壊しているのは、自分に悪いことをしたイヤな人々ではありません。他人は
決して自分の幸福を壊すことはないんです。自分の幸福を壊しているのは自分自身なの
です。

 人間は皆、真理に目覚めていないのだから、目が見えない人と同じです。だからい
ろいろ間違ったことをします。本人は自分の行動がわからないんです。攻撃や意地悪を
した人も、やりたくてやりたくてやったわけではないのです。ただわからなかったから
なのです。

 相手に仕返しをすることでは、決して幸福は得られません。ずっと恨んで、憎んで
も、それで誰かが幸せになるのでしょうか?皆が苦しむだけです。

 人はやっぱり幸せになるべきなんです。苦しんで悲しく生活するべきではないので
す。幸せになる道は慈しみの道しかありません。敵を倒す道ではありません。だから、
慈しみで物事を観る訓練をするのです。慈悲の気持ちが身についてくると、自分でわか
ります。自分がすごく幸せになってくるのです。何か自分がすごく得をしているような
感じになるんです。自分がすごく得をしていると、相手のことを許してあげること、理
解してあげることは、なんのことなくできるようになります。

 過去のことを思い悩む人は、不幸の訓練をしながら生きているようなものです。ど
うすれば不幸になるか、と。長い間不幸の訓練をしてきた人も、そのことを悩む必要も
またありません。まあ、そのうち心が軽くなるんだ、ということで、気持ちを軽くして
慈悲の冥想をやってみた方がいいと思います。

▼参考テキスト
3.『人は遺体を運んでいる』
http://www.j-theravada.net/dhamma/oriori1-3.html#oriori-itai


以上、スマナサーラさんでした。

心穏やかではない事件を耳にすることの多い昨今、過去にとらわれるのでなく未来を憂えるのでなく、今を生きたいものです。

難しいけれどね。

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