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2013年3月18日 (月)

ストレス科学シンポジウムうつにならない

早稲田の井深大国際会議場でパブリックヘルスリサーチセンターが主催する、うつにならないというシンポジウムを聴いてきましたよ。

スピーカーは渡辺登先生、山本晴義先生、そして私のお世話になった嶋田洋徳先生、座長は村上先生でした。

さすがに各先生、講演の内容もすばらしいですが、つかみ☆ミがうまいんです。なんどもなんどもうかがった嶋田先生のお話しも、大きな会場でライブでうかがうと、これまたよく伝わるものです。
休憩時間に周囲の皆さまが、嶋田先生のお話を「おもしろい」と絶賛なさるのを耳にするたび、誇らしかった私ですが、私自身、各地で講演をすることがありますので、各先生がどうやって、皆さんのハートをキャッチするかについて、とても勉強になりました。

Hana3316

皆さんの貴重な時間を頂戴しているわけですので、なにかひとつでもお持ち帰りしていただくような、ヒントやエッセンスを提供できたらいいなあと、日々勉強する毎日ですが、いくら知識があっても、多くの方にお伝えするだけのスキルがないと、伝わらずじまいです。

各先生方、本当にすばらしかったです!!

さて、、、、、

前置きが長くなってしまいましたが、「うつにならない」というタイトルですので、うつのことをお話しいたしましょうか?

まず、通常「うつ」というのは大うつ病のことを言います。

なにもやる気がない、食欲がない、眠れないという状態が2週間以上続くと、病院で診察を受けることをおすすめいたします。
治療は、とにかく休むこと、そして栄養のあるものを食べること、ですが、まるで風邪ひいたときみたいでしょ?

一般的に頑張る人がなりやすいと言いますが、頑張ることって悪いことでしょうか?

頑張ることはかまわないのですが、頑張りすぎちゃう人は、今、どのぐらい自分が頑張っているかに気づいていない可能性があります。すなわち、自身のキャパを超えながらも、まだまだ頑張っている可能性があるということです。

そうすると、おかしいなあ、、、、、


ミスが続いたり、事故を起こしたりします。
そこで休めば良いものを、「おかしいぞ、こんな自分は、自分じゃない」、「みんなに迷惑をかけてしまう。休んでいられない」と、無理をしてしまうのですが、最終的に、今、自分は何をしているのか、何をしたかったのかわからなくなってしまったりします。


だから気づくことが大切だと山本先生がおっしゃっていましたが、そのとおりだと思います。
山本先生は、なんのために働く?自分のため、会社のため、社会のため、、、、、そして家族のことを忘れないで!と何度もおっしゃいましたが、自身のことさえ気づかなかったら、周りのことなど気がまわらないですね。

また、原因はなんですか?と言われますと、実際は、ひとつの出来事だけでなく

業務の負荷+失恋+引越し、

昇進+異動、離婚+配置替え

など、いくつかの要因が重なるとのことです。

症状の特徴としては、、、ここポイントです!
もっとも得意とするものが、まっ先にできなくなったり、今までできていたこと、やっていたことがおろそかになったりします(渡辺先生のレジュメより)

たとえば、ミスが増えたり、遅刻、早退、欠勤が続いたり、家を片付けなくなったり、身だしなみにかまわなくなったりします。
家庭では、ベテラン主婦がいきなり、スーパーのおそうざいを並べだしたり、一切の掃除をやらなくなってしまうようなこともあるそうです。

治療は主に投薬治療によってすすめられます。
セロトニンやアドレナリンを増やす薬、そして身体を休ませるための睡眠薬や抗不安薬などをもらうこともあるかもしれません。


ここで、薬は絶対飲まないという方が、いらっしゃるかもしれないので、あえてお伝えいたしますが、自らの意思で診察を受け、そこで薬を処方されたのでしたら、その薬は必ず飲んでください。

病院に行く段階、薬をいただく段階で、薬を飲まないですむ生き方をしてこなかった結果、薬を処方されたとも言えます。すなわち、無理してきたということですから、重篤な状態になりながら、薬は絶対飲まない、薬なしで良くなってやるぅ、、、と、また、頑張らないでくださいね。


また薬を飲むのが嫌だから認知行動療法という方も中にはいらっしゃるかもしれないですが、認知行動療法を受けるのは、しっかりと休み、体調が回復してからです。

嶋田先生が「薬に不信を抱いているから、認知行動療法というわけにはいかないですよ。まず「薬は絶対飲まない」という、その認知の歪みに注目する必要がありますよね」とおっしゃって、会場が沸いたのですが、座長の村上先生も、絶対とか、べきとか、しなければならないとか、そういう生き方が、うつを招いたとも言えますね、、、といったようなことをおっしゃっていました。


病気になっても人に身をゆだねられない、かつ頑張ってしまう、そんな肩の力を抜きましょうよ、、、、とのことでした。


また、山本先生は運動とうつ、ストレスについて研究をなさっているのですが、平素、運動をしていない人は、運動をしている人に比べて、疲れやすかったり、寝つきが悪かったり、何かするのにおっくうであったりするそうです。

しかし、今、うつで落ち込んでいる方が、運動を始めるのはやめてくださいとのこと。
うつというのはエネルギーが枯渇している状態なので、まずは休むのが、一番の治療だそうです。

したがって、平素より、うつにならない生き方、薬を飲まないですむ生き方をしましょうね!ということです。

無理をしないこと、さまざまなことに興味をもって取り組んでみること、周囲とよく話すこと、、、

以上、大うつ病についてでした。

ハーティ新宿

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