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2013年2月22日 (金)

レ・ミゼラブル

少し前に映画「レ・ミゼラブル 」を観てきました。

ミュージカルの映画ってどんなだろうと思いながらも、周囲の評判がとても良いので半信半疑で観てきたのですが、、、

Poster
*映画comさんからお借りいたしました。

ひとことで言うと、皆真剣に生きていました。

やっと手に入れた自由と地位を守るため必死に生きるジャンバルジャンだけでなく、職務としてそれを執拗に追うジャベール、残して来た子のため身体を売るファンティーヌ、フランスの未来のため革命に身を捧ぐ学生革命運動家たち、亡き母ファンティーヌとジャンパルジャンの愛で育ち、その愛を学生革命運動家マウリスに捧ぐコゼット、、、、




誰もが真剣に己の業をまっとうしています。



養父母テナルディエ夫妻でさえ、自分たちの悪役としての役割を徹底的にまっとうします。


そしてもっともせつなく、いじらしいのが、テナルディエ夫妻の娘エポニーヌです。

マウリスが好きで好きでたまらないのに、マウリスとコゼットのキューピッド役を自ら引き受けます。そしてどしゃぶりの中、彼を思い歌います。

そんな、いつでもどこでも真剣でひたむきな登場人物によって、この激動の時代が描かれますが、

以下、簡単にレミゼラブルのあらすじをご紹介しますね。(ネタバレだったらごめんなさいね)


パンをひと切れ盗んだがため19年もの間、牢獄で暮らしたジャンバルジャンは、その後8年の時を経て、マドレーヌ市長となります。

そこに赴任してきたのがジャンバルジャンを追う警察官ジャベールです。
ある日、馬車の下敷きになった男性をマドレーヌ市長が助ける姿に、かつてのジャンバルジャンが重なり、ジャベールは衝撃を隠せません。

その頃、ジャンバルジャンという男が捕えられたと聞き、マドレーヌ市長は自分でない者が犠牲になることに苦悩し、自らがジャンバルジャンであると名乗りでることによって、また逃亡劇が始まります。

途中、出会うのが自身の経営していた縫製工場を追われたファンティーヌの幼い娘コゼットですが、美しく成長したコゼットはマウリスと恋に落ちます。

途中、テナルディエ夫妻や、エポニーヌ、学生たちが、ストーリーを盛り上げます。


それぞれのセリフが歌であるのは舞台と一緒ですが、映画のためドアップなどあり、役者さんのシワのひとつ、涙のひとつまで、大写しになるため、より情感が伝わってくるような気がしました。

それぞれが自分の業をまっとうする生き方をしながらも、他を思い、国を思い、真剣に生きる姿が、とても美しいです。嘘、いつわりの人生であろうとも、それを真剣に生きれば本物になるのだと思いますし、正直に生きることで人を傷つけることもあると教えてくれます。

司祭は、ジャンバルジャンをかばうため「燭台をあげた」と嘘をつきます。しかし、彼をもう一度投獄させるわけにはいかないと思ったのでしょう。

また、ジャンバルジャンは、コゼットのために自分のことと、過去のことを絶対明かそうとしません。マリウスとも誓います。


そうしたとき、「嘘をつくな」という言葉こそ、薄っぺらい表面的なものに思えるのは気のせいでしょうか

したがって、単に良い映画だった、感動した、、、というより、時代の重さ、人生の重さを感じる映画でした。


衣装も美しいし、キャストも美しく、すばらしい映画でした。

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