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2011年7月 6日 (水)

タレントさんの自殺と籠城おジジ、、、

自殺の報道が多いですね。

有名な人の自殺で後を追う人が増える現象をウエルテル現象と言いますが、ライフリンクの清水さんが報道による影響を懸念すると訴えてらっしゃいました。

でもね、、、、

タレントさんの自殺を報道するマスコミをどうこう言う以前に、日本の国の構造を変えないといけないのではないでしょうか。

震災の後、内閣府の発表によると「今年5月の全国の自殺者が3329人(暫定数)で、昨年5月の2782人(確定数)を上回っている」と言い、復興税としての消費税増税と言いますが、消費税は年収1億、資産10億の方から、年収150万の方まで皆一律な負担になります。




いまだに家も職も見つからない被災地の方に対してもそれは課せられるというわけですよ。










復興以前にモチベーション下がりっぱなしじゃないだろうか??????

じゃ、どうしたら良いんだといわれたら、増税するなら法人税、もしくは所得税の税率を変えることではないでしょうか?そしてムダな税金使うのを辞めることではないかしら。

政治家さん。しっかりしてくださーーーーーい。


とそこでイタリアのお姉さんアヤさんの「おジジ籠城の話」がおもしろくも切ないものだったのでご紹介させてくださいね。http://www3.azaq.net/d/01/ayana.html?1002085673



【久しぶりに地下室の大掃除をし、大々的にゴミを捨てた。
 ところで、何度ゴミ出しにいっても、我が家の前の道のどんづまりの角にお巡りさんがいて、やってくる車に迂回を指示している。
 これらの車はまっすぐ進めば国道に出る。
 国道でなにがあったのか?
 事故か、あるいは大々的な工事?
 それにしても、4時間以上も続くというのは解せない。
 午後、ファミリー・ドクターのところへ行ったらやっと事情がつかめ始めた。
 老人がピストルを持って自宅に籠城しているため、周囲が通行止めになっていると言う。
「老人が、ですか??」
「84歳だって。冷凍食品を窓から大量に投げ捨てたそうな」
「へーっ!元気ですねえ」
「料理がマズいって腹を立てたのかな」
「この暑さだから、頭がヘンになっちゃうということもあるかもしれませんね」
 というわけで、通いの家政婦さんの手抜き料理に腹を立てたおジジがピストルで家政婦さんを脅している。
 というシナリオを、即座にわたしは頭の中で作りあげた。
 だか、事実はまったく違った・・・。
「もうガマンできないっ!」
 事件当日の朝8時、問題のおジジが窓から食べ物を投げ始めた。
 おジジは罵詈雑言をわめきちらし、世界を罵り続けた。隣人がなだめようとしたら、こんどはその隣人を罵倒する。
 で、しかたなく隣人は警察を呼んだ。
 説得にいった婦警さんは部屋にピストルがあるのを目にし、「離れて!」と同僚に向かって叫び、後ずさり。軍警察の出動となる。
 軍警察がおジジ家のドアをノックすると、おジジはトビラに向かって一発、庭に向けてもう一発放った。
 その時点から、12時間以上におよぶこう着状態、いや、説得交渉が始まる。
 おジジの狂気の呼び水となったのは「電気が切れて、冷蔵庫の中のものがすべてダメになってしまった」ことだった。 停電は故障によるものだったが、おジジは「電気を切られた」と思いこんだらしい。
 それ以外にも、昔の車の罰金や年金への不満、ベルルスコーニやクラクシの悪口。不満や鬱憤、てんこ盛り。
 とにもかくにもおジジは現在、過去、未来、自分をとりまく世界のすべてに腹をたてていた!
 とは、降伏を促し、おジジとケータイで交渉を続けた軍警察のデ・ヴィータ大佐の証言である。
 交渉中、「電気をもどしてくれれば降伏する」と言ったので、さっそく修理要員を送りこむ。ところが電気が通っても、オジジはピストルを差しださなかった。で、ふたたび電気は切られてしまう。
「エミリオ・フェーデを連れてこいっ、全部話すから!」
 ちなみに、エミリオ・フェーデとはTG4というニュース番組のメインキャスターである。
 おジジの人生とは・・・。
 結婚に失敗し、子どもたちをシチリアに残してきた。
 現在同棲している女性は一つ年上の85歳。車椅子の人で、透析を受けなければならない身障者。
 家賃は滞納中。そのうえ、前夜の停電で食べ物も腐ってしまった。
 かてて加えて、その日は暑かった。
 きょうママンが死んだ・・・。
 わたしはふと、暑さのあまり、人を殺した男の物語を思い出した。

さて、夜中を過ぎても事態はまったく進展せず、真夏の夜の悪夢は続く。
 パン、パン・・・。
 そこへ2発の銃声が起こり、無気味な静寂。
 と、窓から煙が噴き出す。
 警察は即刻扉を打ち破り、侵入する。
 中の二人はベッドに並んで、こと切れていた・・・。
 おジジが連れ合いの心臓を打ち抜き、部屋に火を放った後、自分にも一発お見舞いしたのである。
 この話を読んで、みなさんはどうお思いになったろう。
 ギャー、壮絶!
 なにもその年になって、そんな騒ぎを起こすこともないんじゃない?・・・
 イタリアには「世界に腹を立てている人」が山のようにいる。イタリア人の80%くらいはたいてい怒っている。だから、この一件だって「さもありなん」な騒動だ。
 ただフツーじゃなかったのはオジジがピストルを不法所持していたという点。
 いや、もしかしたら、武器の不法所持だってけっこうあるかも。ただ表沙汰にならなかっただけ?
 そういえば、隣の犬が「吠えてうるさい」と犬を撃ち殺し、そのせいで隣人同士の殺し合いにまで発展するというイタリアの短編があった。シチリアが舞台だったような。
 だからというわけでもないが、今回の事件、わたしはあまり驚かなかった。
 驚くより、「よかったね、おジジ」という気持ちのほうが勝ってるかも。
 なぜって、言いたい放題言ってスパッと死ぬなんて、なかなかできることじゃないしさ。潔いではないか。
「そんな生活をせざるを得なかった人生が悲惨だ」という人もいるだろうが、みんながみんな恵まれた星の下に生まれてくるわけではない。
 いや、カツカツ、汲々と暮らしているのがおおかたの実情だったりする。
 84年間そうやって生きて、「もうやってらんない」とおジジが思ったとしても、しかたないんじゃないの、という気持ちもある。
 なにしろ、もうおトシだ。こらえ性だってなくなっている。
 この暑さのなか、買い出しに行くのは、おジジよりそうとう若いわたしでさえかったるい。社会福祉センターにヘルプを依頼するのだって半日がかりの大仕事だ。しかも、たらいまわしにされ、無駄足踏みまくる可能性も高い。その合間に連れ合いを透析に連れていかなきゃならない。
 そんな状況で、明日への希望なんて持てるんだろうか?
「もうこんなこと、してたくない!」って気持ちになったとしても、だれにも批難できないんじゃない?
 だとしたら、一生分の愚痴を公的に言いまくり、スッキリして自らの人生の幕を閉じるってのも悪くないんじゃなかろうか?
『アルセーヌ・ルパン』の生みの親、モールス・ルブランも80歳を超えたある日、愛犬とともに心中した。
 彼の場合は「よい人生だった」と思いつつ、注射でラクになったのだが。
 遺体を発見するであろう友人たちのために「ぼくの門出を乾杯してくれ」と、テーブルにロゼ・ワインの瓶を残したという。粋な人だ。
「神に召されるまでなにがなんでも生き抜く」という生き方もあるけれど、「もういいや」と自分で自分の始末をつける人も中にはいる。
 さて、一件落着後、ヤジ馬から拍手が起こった。
 警察の努力に対する「ご苦労さま」の拍手なんだろうけど、わたしはおジジにも「お疲れさま」と拍手したい。
 蛇足だが、この話、じつは我が家のすぐウラの団地で起きた事件だった。
 わたしは当日現場50メートル付近を何も知らずにうろうろしていた。
 ということを、翌朝、ジョギング中に知った。】





読んだ後、ほろっときました。
日本でも自殺なさる方の大半は中高年の男性です。経済苦を訴える方がとても多いですが、どうして、そういう人を救えないのかと、涙がでそうになります。

私は自殺予防の活動をしていますが、死にたい気持ちは最大限尊重します。生きてたってしょうがないという思いも最大限尊重しますし、共感します。










誰もが、ありあまり財を持ち、永遠に美しく健康なわけないですよね。なによりその抱える苦しみ痛みは、誰も変わってあげることはできません。






だからこの「おジジ」が最期「やっと死ねたあ」と思えたのなら、それもハッピーエンドだったのかなあと思ったとき、安堵の思いがしたのです。







良かったね、もう十分生きたよね。









「自殺がいけないよ」とは言わない。

ただし出会った人の幸せを願わずにいられないのが私の性分なだけ。




そして今日一日が健やかなものであるようここで祈ってます。

こころのことはハーティ新宿

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