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2011年4月 3日 (日)

被災地からのメール

かつての同級生;看護師のtumugiさんからのメール

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3月27日から、仙台空港近隣の地区の方々が非難している
館腰小学校という場所に入りました。
避難場所の体育館には、およそ300人の方々がおりました。

避難所の方々、全員が、全員が、全員です、津波で家をなくしました。

継続的にケアを行えるように、健康チェックの用紙がありました。

名前、住所、電話番号等。。。
「看護婦さん、わだし(私)うじ(家)ないがら(ないから)
電話もないんだっちゃ(電話もないの)・・・前の住所でいいの?」

と。。。何人もの方々に聞かれました。
とても苦しいのですが、救急をようした場合、特に1人で避難している人に
とっては、もとの住所でひろっていかないと、だれなのかわからなくなってしまうのです。

そして、小さい子供達。
体育館中を走り回ったり、かと思えば急に、抱っこしてーと膝にのってきたりします。

災害による、子供なりの反応です。

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何も言っていないのに、わかるんですね、
立ち去る前の夜に、「ねえねえずっといてくれる?」
しかし、現実は伝えなければなりません。

「明日までね、だけどまた、会いたい人ー!!」と、語ると
「えー、どこに行っちゃうの?」と。

「今度はね、もっと、海のそば」

すると、数人の子供たちが、その後それぞれに手紙を書いてくれたり、
折り紙をおって、折り紙を封筒にして、「お守りにしてね」と渡してくれました。

本当は、絶対、大丈夫って、もう、地震も、津波もこないよって、
守られたいんだよね。。。みんなが。。。

夜、こっそり手紙を開けると、涙が止まりませんでした。

避難所にいる間も、余震で震度5があり、、一時津波警報が
発令されました。
一瞬、さーっと、体育館中の空気が変わりましたが、何日も
何十回も余震にさらされた為、余震に対しては皆さん、冷静
でした。

ある意味、「また地震か・・・」と思ってしまう精神状態である事、
「これ以上、何を失うの?」「もう、何も無いし」という喪失感を
皆さんから感じました。


風邪をひいたという、あるおばあちゃんが
「戦争も、チリ地震の津波も、宮城県沖地震も経験して、
なんで、この年で津波で、旦那も、家もなくなってしまうのかね」と。

たくさんの方々が、今回の災害で喪失体験をしました。

写真は、遺体捜査で一番被害の大きかった所は、進入禁止でしたが
そのそばの写真を送ります。

津波が、海岸沿いの家を押し流し、その勢いで近隣も壊滅した場所
です。マスクをしていても、潮と腐ったような匂いが漂っているのを感じました。

仙台の街中は、市ガスが使えませんが、もう、何事もなかったかのようです。
が、復興できる所から、復興しないと、お金が流れないのも現実です。

一緒に行った若い看護師さんと、重い荷物をかかえ、地下鉄を降り
歩いた時、二人とも同じ行動をとりました。

それは、焼き鳥屋さんに目がいったこと。事実なので正直に書きます。


また、子供達からもらったお守りを持ち、出発します。

アロマセラピストでもある私にとって、震災後、アロマティークさんから送って
いただいた精油は、「香りあてクイズ」でした。笑顔もみて下さい。

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tumugiさん、メールありがとう。





私がこうして紹介することが少しでもお役に立てたら幸いです。




まず物資の行き届いていないところがあるということ。


これは先日もお知らせいたしましたが、報道されるところは、ある意味、アクセスがよく、結果、物資も人も集まりやすくなります。

これは、なぜそれを好きかと問われると、テレビで何度も放映されたからというのが理由だったり、なぜその人に投票したかと言うと、何度もポスターで顔を見たなど、単に認知される頻度が多かったというような、心理学的考察があてはまりそうです。





しかし、なかなか報道されることのないようなところや、オフィシャルな避難所ではないようなところは、行政がまったく機能せず、人手、物資ともに足りていないのですが、報道されない、すなわち認知されないがゆえ、ますます取り残されてしまうという結果になります。

また仮に物資がターミナルに届いていたとしても、それを各所に届けるための人手と足が足りません。

宮城県だけで14万台もの車が失われてしまいました。

ガソリンを入れるのに1時間待ちという以前の問題ですね。




うぅーーーーーーーん、どうしたら良いんだろう。

どうかみなさんお知恵をお貸しください。






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