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2010年4月 4日 (日)

言葉のマジック

母の誕生日でした。

最近の母は「何もする気がない。誰かのために何かをする気力がない。昔は料理だのお菓子だのよく作ったのに今はなーにもする気がない。」そればかりです。

H2

老年性のウツですか 汗

*写真はアースデイマーケットで買った野菜たちです。

さて私の母は早くに両親を亡くしております。
両親を亡くした母を育ててくれたのが母の兄、私の伯父です。
伯父は自分は中学しかでないで家業を継ぎ、母や他の妹、弟を学校に行かせましたが、親の無い子ということで肩身の狭い思いをさせてはならないと、年の離れた末妹はわざわざ有名私立に行かせたそうです。

今は少子ですし大学に行くのも当たり前ですが、当時は大学に行く者はたったの20%と聞きました。
ですから中卒で働くことなど、そんなに珍しくなかったのかもしれませんが中卒って15歳でしょ、、、、、

さてそんな母の兄に私達一家も色々お世話になりました。

実は私達姉弟は一時期、伯父の家に預けられたことがあるのです。
本当に短い間でしたが「もしかして捨てられたんじゃないだろうか、本当はもう会えないんじゃないだろうか、、、」
大げさかもしれませんが、そんなさびしさと恐怖にかられました。

そして今の今まで、どこか被害者のような気分でいる私がいました。

しかし私は被害者だったのでしょうか。

過去にどんなことがあったとしても今ここで笑っていられる、たとえ哀しい思い出を抱えていたとしても生きてここにいられるのは、誰かが私を支え、助けてくれたからですよね。

はずかしながらそんなことにやーーーーっと気づきました。

H3

まず母に兄(伯父)がいなかったら母はどうなったでしょう。
蛍の墓のように親戚をたらい回しにされたのでしょうか、路頭に迷ったのでしょうか。
もしかしたら息絶えていたかもしれません。

戦中ですもの、ありえることでしょ。

すると私も生まれてないかもしれないですね 汗

そして私達姉弟も伯父に世話になっていますが、姪とは言え人の子を3人も預かるなんて?!本当に大変なことだと思います。

そんな伯父に一度も感謝を伝えたことはなかったのですが、伯父は自分の人生に対して恨み言を言うことはあったのでしょうか。

なんで中卒で働かないといけないんだ。
なんで俺が姪を預からないといけないんだ。
そんなこと思ったこと、、、、、あるのでしょうか。

思えば私は文句ばかりで親や社会に対して甘えていました。

ごめんなさい、そしてありがとう。

そんな思いを手紙に書きました。

「お母さん、お誕生日おめでとう。お母さんは早くに両親を亡くしてさびしかったでしょう。
でもお兄さんがいて良かったですね。

お兄さんは私達の世話もしてくれましたね。
私は今までどこか被害者意識を持って生きてたけど間違ってた。
いろんな人の支えがあって生きているんだね。

そんなこといまさらだけどありがたく思います。
お兄さんにはなかなか会う機会はないけどよろしくお伝えください。」

後日、母から電話がありました。
その日は早稲田の入学式でした。思わぬ電話がうれしくて、20年前の最初の大学の入学式の思い出と共にいろんな思いがあふれて胸が苦しくなりました。

母とみた桜の美しかったこと、、、、、

そして「手紙、ありがとう、本当にありがとう。兄も喜ぶわ」という母の和らいだ声を聞きほっとしましたし、なにより自分自身が感謝の思いを伝えることで解放されたような気がしました。

どんな励ましよりも、どんな高価なものよりも、「ありがとう」は人の心を軽くし、人を癒すのかもしれません。


お母さんお誕生日おめでとう、そしてありがとう。

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