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2010年4月12日 (月)

言葉;やられた側は覚えている、ワンちゃんだって、、、、

やられた側は覚えている。

そういう発言が話題になってますが、発言者の真意はともかくとしてその言葉について。

私の所へお越しになる方は皆さんなんらかの傷を抱えています。

正確にいうと私のところに来ない方でも誰でもひとつやふたつ、人にいえない過去や傷があるのでしょうけれど。

ですからクライアントの方と接するとき、過去のできごとに関してのかかわり方は非常にデリケートで慎重になります。

皆さん、過酷な経験をなさっていても、そこから立ち直れないのは立ち直れない自分のせいかと悩んだり、その原因は自分にあったのではないかと延々と自責の念にかられて生きてらっしゃるのです。

それって私の被害者意識でしょうかねえ。

私もバカだったんですよね、世間知らずで、だまされるのもしょうがないか、、、

やられたのは私なのに、いつまでもひきずっているんじゃないって叱られて、、、

さっさと忘れて立ち直れってどういうこと?私が変わらないといけないの?

皆さんお友達や家族が上記のように訴えたらなんてお答えになりますか?

まず被害者意識ではなくて被害者だったんですよね。

どんな理由であれ傷つけられたにはかわらない。

もう傷ついているのです、いまさら原因だの理由だのを自分の中に探してどうなるのでしょう。悔しいでしょうし悲しいでしょうし惨めでしょう。

だからこそまずは自分をゆるしてあげて欲しいです。

そして「ひきずっているんじゃなくて、忘れられない」のです。そしてそれは決して忘れることはできないし、忘れる必要もないことです。

また、変わらないといけないというのではなく、人は自分の意思によってのみ変わることができ、違う明日を歩むことができるのですから、どうか今まで以上に幸せになって欲しいと切に願います、、、、これは私の祈りであり願いです、、、、私はそう伝えます。

残念ながらあなたを攻撃し、あなたを傷つけた相手を、あなたの力で変えることはできないし、そこにエネルギーを使うのはどうでしょう。

冒頭でもお話しましたが誰でも人に言えない、言いたくない傷があります。私だって未だに思い出すたび、胸が苦しくなるような出来事があります。

しかし思い出せるというのは生きているからです。その思い出を抱えてきたから今の自分があるとも言えましょう。ですからその悲しい思い出を忘れろだなんて他に対して言うつもりはありません。

ここで例を出してみますね。

もし私の家族が殺されたとして私は被害者ですね。

しかしその恨みをそのまま相手にぶつけたら私は加害者になってしまいます。加害者になる気はありません。しかし恨みをモチベーションに生きるのも余計惨めです。苦しいです、そして悔しいです。

イジメもそうですよね。

やられたらやり返せ!!

、、、、そうじゃなくて、、、、

被害者になってしまったのは残念なこと。でもこうしてなんとか生きてきたのなら、顔をあげてどうどうと生きていけばいのだし人を傷つける人にならないと誓えばいいんですよ。

きっと同じように傷つきながらも生きてきた人がいて、皆びくびくおっかなびっくり、それでも生きていこうと思っている人がいるはずです。

いじめた側の人も本当は臆病で同じぐらい、ううん、、、、もっとびくびく生きているのかもしれません。

さて先日地方へ出かけたとき、ガソリンスタンドに鎖でつながれたワンちゃんがいました。人懐こくてかわいくてずーっと遊んでいたのですが、私の夫がガバっと立ち上がった瞬間、急に犬小屋の後ろに駆け込み、脅えたようすでこちらをうかがいます。

私たちもびっくりして、どうしたの、大丈夫だよといくら言っても二度と寄ってきませんでした。

夫が「きっと虐められたんだろうな、男が立ち上がって虐めたんだよ」と言っていましたが、犬にもPTSDがあるのでしょうか、、、、悲しい限りです。

人が好きで甘えたくてしょうがない、でも傷つけられた、、、それでもまた甘えてくる。

人間の子もお母さんが大好きです。お母さんに嫌われたくないから良い子にするし、言うことを聞こうとします。

でも、、、

昨今の悲しい事件を耳にするたび胸が痛みます。

やられた側はおぼえている。

おぼえているから次の人生をより愛にあふれ、やさしさに満ちたものとなるよう生きることができるでしょう、しかし本当に奪われてしまったらそれはかないません。

自分を大切に、そして同じように相手を大切に。

それは家族であろうと、ワンちゃんであろうと。

こんな映画も見て欲しい☆「犬と猫と人間と」http://www.inunekoningen.com/

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