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2009年10月19日 (月)

ディスカウントしてませんか?

今日は交流分析のお話。

交流分析っていうのはフロイトの精神分析をエリックバーンという人がより身近な心理学にしたものです。

フロイトの精神分析は他人を分析するためのものだったけど、こちらは他人だけでなく自分自身を知ることによって、よりステキな毎日をおくることができるようになる心理学だとお考え下さい。

さてつい先ごろいただいた交流分析の会報に、尊敬する恩師小林先生のディスカウントについてのお話が掲載されていました。

「相手の心に刃を刺すディスカウントをしていませんか、、、、」

ディスカウントとは値引きするということですが、交流分析;心理学における値引きってどういうことでしょう、、、、。

私なりに考えてみました。

人は皆OKである。

それが交流分析における基本の構え;第一の立場です。

ですから私がOKのとき、相手もOKなはずです。しかし、自分はOKでも相手に対してOKをだしていないときや、相手に対してはOKでも自分にOKをだしていないときがあるものです。

また相手によって、この人はOK、でもあの人はそうじゃない。そうやって相手や状況によって、構えを変えてしまうことがあると思います。

そんなOKではない構えのとき、相手や自分を正当評価しないことを、ディスカウントといいます。

「傷ついた、、、」それはあなたを等身大、ありのまま受け止めてもらえなかったからではないですか?

たとえば「私はね、賃貸なんてバカバカしいと思って家を買ったの。だからあなたよく賃貸なんかに暮らしていられるわね、信じられない。よくやるわよ。」

これは家を買った私はOKだけど賃貸に住む相手はOKじゃないとディスカウントしています。相手の方は、両親の家の建て替えの時、二世帯住宅にする予定ですが、そんなことをいちいち会う人すべてに話しているわけではありません。

しかし家を買ったことで舞い上がっているのか、人様の事情も知らず、家を買わずに賃貸で暮らす人=OKじゃないと考えてしまう人がいるわけです。

さてもうひとつの例をみてみましょう。

「あら、すてきなスカーフね。あなたの雰囲気にとても良く似合うわ」と褒めてくれた方に対して「とんでもない。こんなスカーフ、母のお下がりだし、、、、あなたみたいにセンス良くないの」

ちょっと挨拶、、、、と、スカーフを褒めた人に対して、私はセンスが悪くて=OKじゃなくて、あなたはセンスが良い=OKと必死に自分を値引きします。

日本人らしいやりとりですが、「ありがとう」とひとこと言うだけですみそうですね。

このように日常で相手と自分をディスカウントしてしまうことは、誰でもよくあることです。

しかし刃のようなディスカウントに遭遇することがあったらどうしましょう、、、、

あなたが一生懸命用意した資料を、どこが悪いかを指摘することなく「これで社会人ですってよく言えるよな」とつき返す上司。

ご近所に「ウチの嫁は本当に勝手ばかり」としゃべりまくるお義母さん。

「おまえの家カタオヤなんだろ、ビンボー、ビンボー」と小学校で言われた小さな男の子

書いていても、どれも胸が痛む言葉ばかりです。

自分と相手は違って当然です。能力の違い、境遇の違い、そして相容れないことがあろうと、その人そのものの存在は常にOKなはずなのに、正当な評価することなくディスカウントします。

私も先日ちょっとイヤなことがありました。

とにかくその方は「忙しい!!!」のだそうで、わざわざ私のために時間を作り観劇とお食事に誘ってくださったとのこと。

はなはだ恐縮ですが、せっかくのひとときその日も、その後もなんとも居心地悪いのですね。

なんなんでしょ、この感じは。

もちろんちゃんとお礼を言ったのですが、まったく幸せ感がないのです。

せっかく誘ってくださったのに、もっと感謝しないと、、、、その後しばらく「どんな事も感謝、感謝、、、、」と呪文のように唱える事で、相手に感謝しようとしていたのですが、やっぱり感謝できない自分がいてすごく苦しい日々でした。

そこで学びの仲間にその経緯を打ち明けたところ「え、それって上から目線。その人がすごいプライド高い人だってことは伝わってくるけれど、あなたのためにという思いよりも感謝しろって主張ばかり伝わるわよ」と言われました。

あ、ディスカウントされていたんだ、、、、、、学びの友に気づきをいただきました。

確かに形としては何かをしていただいたかもしれませんが「私はね、すごく忙しいの、そんな中、都合あわせて誘ってやったのよ」というのが全面押し出されていたものですから、私は感謝以前に恐縮してしまい、ひたすら苦しかったのです。

「ほらご馳走だ、あんたにはもったいないぐらいのご馳走だ、感謝して食べなさいよ、まあ、コネでもない限りこんなとこ来れないだろうし、、、、」そんな感じでしたから。

ですからまったく不協和音。*ちなみにお呼ばれでしたが、お代は割り勘でしたよ。

なんとなく長い付き合いで、私もその人も実のない言葉のやりとりはしてきましたが、実際は互いを思うことはできなくなっていたし、率直な自分の気持ちを伝えることもなくなった結果がディスカウントになったのだと思います。

はてさて。

ディスカウントされていることに気づいたらどうしましょう。

続く→http://heartyshinjuku.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-08f3.html

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