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2008年9月 7日 (日)

かなわぬことのすばらしさ

今、私の胸はあふれる思いでいっぱいで、どんな言葉も陳腐に感じられるほど。

カウンセリングのご学友だった堀江一乃さんの書と詩と画の個展を観てきたところです。

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私はもともとアーティストです。家族(姉はこの秋、パリで開催される某展覧会に入選)も、友人知人など周りもそんな創作をするものが多いのですが、正直今回の堀江さんの個展は今までのどの方、どのジャンルの作品発表よりすばらしいものだと思いました。*もちろん世界規模な展覧会でプロデューサーが入っているようなものとは比べてはいないですよぉ。

正直「書」のうまい下手はわかりません。

私がそこで感じたのは「生きること」に対して真正面から向き合う堀江さんです。

生きること死ぬこと。

日々感謝して、自然を愛でる心。

そんな普遍的なこと、当たり前のことを堀江さんは慈しんでいらっしゃいます。

ここで堀江さんの言葉をちょっとだけ紹介いたしますね。

オメデトウ アリガトウ ウレシイヨ ヨカッタネ アリガトウ」

「囚われない心 人として大切なのはそういうことです」

「あんなにたくさんの人がいるのにドアを閉めればひとり」

「楽しくってもひとり さみしくってもふたり」

「そのようなら あるべきように」

最後のそのようならというのは「あなたがそのようになさりたいのならそうなさって下さい=さようなら」という意味だそうです。今生の別れも、旅の別れでも、一日の終わりの別れでもそれは一緒。

そういった詩がさまざまな紙に描かれているのですが、当然のことながら手書きゆえのあたたかさ力強さもあって、よりいっそう言葉が胸に響きます。

とらわれず、あるべきように、堀江さんの一期一会を大切にするゆえのやさしさを感じます。

実際彼女はとても厳しい一面をもつ人です。だからこそ完成度の高い作品を仕上げることができるし、深い愛とやさしさを表現できるのでしょう。

一緒に観に行った友達が「ただスゴイって言葉しかでてこない自分が情けない」と言います。「ひとことひとこと読んでいて涙がでそうだった、感動した、、なんて軽く言えないよね」

確かに。

かなわないな、、、、帰宅後そうつぶやくと、なぜだかほっとしました。

かなわないなあと思う心もすばらしいものです。

そう思った時が出発点。また自分を磨いていけばいいのですから!!

今の自分が一番若い

これも堀江さんの言葉。とことんやられました 笑

学ぶことなどない、そう思ったときそれは死を迎える日かもしれません。

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