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2008年2月 5日 (火)

愛してるよ

お世話になった方が急逝、今日は護国寺へ。

ちょうど一ヶ月前に「ハイ、お年賀」とお菓子をいただいたばかりでしたので、さすがにびっくりしました。あたたかい人で、いつも笑顔というより存在が笑顔、、、そんな感じの人でした。昭和9年生まれ、私の父とほぼ同じ年の方でした。

故人と30年一緒に仕事をしてらした方が思い出を話してくださいました。昨年末ひょんなことから8日間に渡ってある商品の発送作業をお手伝いなさったそうですが、どうしたものか、その方;故人がご自分の出生から今までを毎日作業をしながら語ったというのです。

30年お付き合いして初めてですよ。まるでA氏物語1話~8話みたいでしたねえ。なんでもね、Aさんのお父さんが再婚したのはいいけれど、お父さんの連れ子だったAさん兄弟は徹底的にいじめられたらしいんです、年の離れたお兄さんは海軍少年兵に志願してその家をさっさと出たけれど、ひとり残されたAさんは食べるものもひとりだけ違うものがだされたって、そこまでいじめられてひとりぼっちだったって、、、だからあの人は食事を大切にする人だし、人を大切にする人だったんですよ。中学校を卒業して印刷会社に入って、そしてそのときの仲間と会社をおこし、、、

そんなことを聞きながらふとお茶を頂くテーブルに目をやると、小さな花がなんとも品良く飾られています。お花の世界にこの方あり、、、そんな故人でしたから、この葬儀もちゃんとプロデュースされているのですね。読み上げられる弔電の数々もそうそうたる企業、および代表取締役の方々のものばかりです。

出棺前に喪主(故人の長男)のご挨拶がありました

私は母(故人の妻)を10年ほど前に癌で亡くしております。ある日母は病床で父の手を握りながら「愛してるよ」と言いました。父と同世代の皆さんにしてみたら恥ずかしくてとても言えない言葉かもしれませんが、母はその言葉の通り父を本当に愛していたのです。そして父は照れながらもその手をしっかり握っていました。母だけでなく私も、私の嫁も父を愛していました。またこうして皆さんにも愛されていたことを誇りに思い、心からありがたく思います、、、

さすがにホロリ。まるでホタルの墓のような悲しい幼少時をすごされようと、こうして皆に愛される人生だったこと、またそうやって受け取ったたくさんの愛を広く世の中に還元する人生だったこと。もうお会いできないのは寂しいことですが、愛する妻の元へ「やあ、待たせたね」とでも言って現れるとニコニコ手を取り合っている、、、、そんな姿を想像すると温かい気持ちになりました。

愛してる。

ちゃんと言えるといいね、もうすぐバレンタインだし。

cookpadにバレンタインレシピ第一弾upしました。

こころのことはハーティ新宿へ

連載を読んでの感想楽しみにしております。cocorofuwafuwa@ヤフー.co.jp

皆様のお役に立てますように Banner_02_6

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